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定期借家権+証券化

適正に説明できる状況

ここで、上記2事例はかなり極端に離れたケースとなります。「では、いくらなら生活費として認められるのか?」誰もが気になるところですが、いくらまでなら非課税という基準はありません。実際の現場では「入居金は返還されないもの、取り扱いはさまざま」期間で償却されるものなど、「入居金は安く、月々の利用料が高いという施設もある」という状況で、個別の判断になってきます。それが税務調査でどう判断されるかはケースバイケースです。
そして、相続が起きた場合、同じような状況になったら、税理士と十分に協議をし、ですので、相続税の申告書に載せるべきかどうかを判断してください。このような事例はドンドン出てくるでしょうが、それが相続税の対象なのか否かは大きな問題です。

高齢化社会を迎え、

将来的に該当する可能性があるならば、もし、こういうことが心配であり、妻へ自宅の贈与共有にしておく第1章07参照2000万円まで非課税を行い、自宅を売却して老人ホームに入ることになった際、妻は自分の入居金を自分で支払うことができる→将来、まだ高齢でなければ、妻に毎年の贈与を行う第1章02参照夫の財産と否認されるのを防ぐため、贈与契約書を整備し、贈与を成り立たせる→と·いざという時1太きることはできませんがりまの2つの”について覚えておくことは金額の基準がないだけにこうです!と言い切ることはできませんが、この2つの事例について覚えておくことは重要です。

子供のお金で親の家を増改築するときの注意点

共有名義

子供名義

◆事前に

やにして贈与扱いを回避子供がお金を出して親の家を改築することがありますが、やり方を間違えると思わぬ贈与税を支払うことになってしまいます。あるTV番組で家屋の大改築のことを取り上げていました。お金の問題に気を取られました。先日、その際、私は家屋が綺麗になったことよりも、改築の流れは、次のような状態になっていました。父名義の家屋が老朽化しましたが、父には改築資金がありませんでした。そこで子供がお金を出して父名義の家を改築したのですが、父の資産価値が増加してしまいました。
その結果、建物の名義は父のまま(改築部分のみを子名義として登記することは制度上、贈与不可)だったので、子供から父へのになります。改築となれば資金はそれなりの額になります。当然、贈与税は贈与を受けた人が支払うものなので、父が負担すべき贈与税額も多額となります。

全期間一括前払地代方式の定期借地権マンション父が贈与税が支払えないからと、これを子が負担すれば、そして、さらに贈与となるのです。知らない間に世の中では多々あります。こういう贈与した状態になっているケースは、実際、増改築部分に関し、夫から妻への贈与となり、納税者が負けた事例もあります東京地裁、昭和51年2月17日
子供が単純に資金提供してはいけないのですが、父名義の建物を改築したいということも現実問題としてあります。どう対策していけばいいのでしょうか?だから、では、ここでは、2つの方法を解説していきます。

◆対策!

共有名義にする方法父の家屋の時価子供が提供する金額のバランスを考え、共有名義で登記する方法があります。
と「父の建物の時価300万円、子供が提供する額1500万円」の場合で考えてみましょう。

「300÷父の持分300+15001/6」→父から子供への移転部分:300万円×1-1/6-250万円1500÷子供の持分300+1500-5/6]→子供から父への移転部分:1500万円×1-5/6-250万円結果として、双方に移転する価値が同額なので、贈与の問題は発生しません。

◆対策2事前に建物の名義を変更する方法

父の建物を子供に贈与または売却した後に改築を行います。父が家屋を譲渡した場合でも、譲渡に伴う売却益課税対象が出ることはまずないでしょう。そうすれば、子供名義の建物を子供が自己資金で改築したことになり、今回は改築増築何の問題もありません。を前提にしましたが、でも同じ理屈となります。
子供の通帳が税務調査の対象になった際に、子供の口座から父の口座に多額の資金移動があり、それが改築資金ならば子供から父への贈与と否認される可能性があります実際には、税務調査で指摘を受けた後でも錯誤ということで登記を共有に直し、贈与税の問題を回避することもあるでしょうが、これは保証できるものではありません。

情報公開

稲岡土地利用研究会

建て替え中
贈与として否認されるのが本来の形式ですから。共有にするか、子供名義に変えておくか。親に増改築の資金がないならば、適正に登記をしておく必要があるのです。

親と子供で、所有不動産を交換してもいい

残したい財産を残す

◆家庭内で融通を利かせ、

分割払い不動産を物納不動産を売却して納税の3つが一般的です。相続が発生して相続財産の大半が不動産の場合、相続税の納税方法は、しかし、どうしても残したい土地がある場合もあります。物納や売却をしないで納税を切り抜ける方法は、分割払いしカないのでしょうか?例えば、妻と子供1人で財産を相続したとします。相続が発生し、子供は時価1億円の土地を相続したため、妻は配偶者の特例を使ったため相続税は0円でしたが、相続税が発生しました。
この子供の土地を残したいというのが一家の希望ですが、納税もしなければなりません。妻には10年前に妻の父から相続した時価8000万円の土地があります。ところで、この売却資金を子供の相続税の納税資金に充てたいと考えました。

この土地に売却の依頼が来ていたので、しかし、妻が土地を売却すると、その利益に対して譲渡税が課税されます。子供の相続税の納税資金としてわたすと、妻から子供への贈与になり、子供が贈与税を支払うことになります。さらに、その税引き後のお金を、子供が相続したのは土地であり、相続税支払いの原資となる金銭は持っていません。子供の納税資金には使えません。
これでは妻の土地の売却資金を、こういったケースでの対処の仕方としては、妻の土地と子供の土地の80%次の図のように、8000万円相当額を交換するといいでしょう。交換後は売却の依頼が来ている土地の所有者は子供になり、売却したお金も子供のものなので、そうすると、これを相続税の納税資金に充てることができるのです。
不動産の交換一定の条件を満たせば、をした場合、所有者が変わっても不動産を譲渡したことによる税金はかかりません(移転に関してかかる登録免許税、不動産取得税はかかります)。
なぜなら、交換しても税金がかからない特例があるからです。ただしこの特例は、交換で取得した土地は交換でわたした土地の交換直前の用途と同じ用途に使用するという要件があります。この事例では、子供は交換した土地ををすぐ子供についてのみ、に売却しているため、この特例は使えません。

子供が妻子供の母にわたした自宅の土地の80%は税金の対象にはなります。
そのため、8000万円相当額しかし、この8000万円は実際に売却していますので、税金を支払う原資はあります。
もちろん、妻は特例の適用を受けることができます。また、相続開始後3年10カ月以内に土地などを売却した場合、相続税の一部が売却益から控除できる特例もあるため、税金は実際には発生しない可能性もあります。
子供は1人であきらめるのか?他の親族が所有している土地で売却できるものがあれば、相続した土地を物納も売却もしたくない場合、親族間での土地の交換も検討すべきなのです。

含み損を抱えた塩漬け不動産を売却したいが

◆親の含み益を移転し、

子供の含み損と相殺する自宅以外の投資用不動産や遊休地などを売却して、売却損が出たとしましょう。

売却損は、他の不動産の売却益とは相殺できますが、給与や不動産収入とは相殺できないことになっています。このその年に相殺し切れなければ繰り越しもできず、また、切り捨てになってしまいます。これでは含み損を抱えた不動産を売ることを躊躇してしまいますが、実は生前贈与を使ってこの対策をする方法もあります。子供が含み損を抱えた不動産を所有しており、売却をためらっているとします。
先祖代々の土地を所有しています。方で、父は、この父が所有する先祖代々の土地を使って、子の土地の売却損を小さくする方法が考えられます。
この場合、通常、父親から子供が不動産を引き継ぐのは相続のときです。息子は相続税の納税のために土地を売却することもあるでしょう。

すると、子供に先祖代々の土地の売却益が生じます。そういうタイミングなら、子供が持っている含み損を抱えた不動産を売却しても、その売却損を先祖代々の土地の売却益にぶつけて相殺することができます。ただしこの場合、相続はいつ発生するかわからないため、相続時まで、含み損を抱えた状態が継続することになります。しかし、贈与なら別です。贈与はお互いの意思によりいつでもできます。
含み損を抱えた不動産を売却したい場合、まず先祖代々の土地を父から子へ贈与することで、含み益を父から子に移転させます。贈与の場合、子供は父の取得費を引き継ぎますので、売却する際に控除する金額は父の取得費です(なお、今回の場合は、先祖代々の土地なので取得費は非常に低額です。

近所とのトラブル

もらう権利

話をわかりやすくするため、ここでは取得費を0円とします)。子供が同じ年に、含み損を抱えた不動産を売却するのです。そして、ただし、通常の贈与では、1年間につき110万円しか贈与税は非課税になりません。そのため、土地などの高額なものを贈与した場合は贈与税が多額になってしまいます。相続時精算課税そこで、第1章06参照を使って贈与します。

父が所有している不動産の時価=相続税評価額と仮定が1億円、子の不動産の含み損が1億円、実際に税金を計算してみましょう。
そして不動産の取得費を0円として、贈与税1億円-2500万円20%-1500万円(この1500万円は実際の相続時に精算されます)不動産の譲渡についての所得税、住民税含み益1億円-含み損1億円x20%-0円たしかに、いったんは1500万円の贈与税を納付しなければなりません。
含み益1億円の不動産を売却した場合には納めなければならない1億円×20%=2000万円その代わりに、時価1億円、取得費が0円、を納めずに済むのです。この1500万円は相続時に相続税と精算されます。しかも、実質的な持ち出しはありません。したがって、含み損を抱えて塩漬けになっている不動産があれば、こんな方法で売却してみてはいかがでしょうか。

投資用不動産の購入は売却まで考慮しておこう

◆更地のままのほうが高く売れることもある

アベノミクス等の影響により投資用不動産が売れており、満室でない賃貸物件が満室になった場合の想定利回りを前提に売れています。
そんな市況の中、相続税対策相続財産の圧縮事業承継対策株価の圧縮借金をしてを考え、投資用不動産を購入することがあります。

これを購入するならば、しかし、覚えておいてほしいことがあるのです。複数の土地を持っている、ある地主さんの例を挙げましょう。1億円の評価額の土地に、相続税対策のため賃貸物件を建築しました。この地主さんは、その際、5000万円の借金をしました。賃貸物件の年間賃料は500万円です。この地主さんが亡くなって相続が発生し、相続人はこの賃貸物件を売却することにしました。この物件はいくらで売れるでしょうか。

投資用不動産は不動産としての価値もありますが、それよりも投資効率で値段が決まる側面が大きくなります。満室になった場合の想定利回りを前提に建設したあるいは購入した物件でも、売却するときには実際の利回りが重視されることもあります。

利回りの低い投資用不動産を売却しようとしたところ、「住人を追い出して、更地にしたほうが高く売れます」先日、当社のお客様が、建物を壊し、と不動産業者に言われたくらいです。話を地主さんの例に戻しましょう。年間の賃料”は500万円です。
賃料収入÷利回り-不動産の価格と計算されますので、

利回り5%の場合500万円÷590=1億円·利回り10%の場合500万円÷10%=5000万円となります。

建築士なしで家が建つどの程度の利回りを設定されるかはケースバイケースですが、前者の1億円で売れたとしましょう。この地主さんには、賃貸物件を建てた時の5000万円の借金があります。相続人はこれを返済しなければなりませんので、「売却金額1億円-借金5000万円-手取り5000万円」が相続人の手元に残るお金となります。しかし、もともと、この地主さんは1億円の土地を持っていたのです。
相続税対策という大義名分のもとに行った方法により、「財産が目減りすることそれが、財産そのものが減ってしまいました。これは損することになってしまった相続税対策」だったということになります。当然、これは地主さんの話だけではなく、中小企業の株価対策のために、投資用不動産を購入する場合も同様のことが言えます。

さらに言えば、第2章01に書いたように預金と借金の両建ては「支払利息を支払うことにより、という逆相続税対策になる可能性もあります。財産が減る」アベノミクスは金融緩和による経済政策ですから、この状況が永遠に続くことはありません。必ず、賃貸不動産を購入されている方も多いですが、どこかで反動がきます。投資用不動産を売却したいと思ったタイミングだったら......。私がここで解説したデメリットがさらにその反動が来た時が、膨らむのです。借金による投資用不動産の購入は幅広く行われています。
相続税対策、事業承継対策という名のもとに、もちろん、不動産投資そのものを否定しているわけではありません。しかし、そこはよく考えて、売却まで考えた上で実行しないと、結果として、損をすることになってしまうのです。

出口の

賃貸不動産の空室期間が長くなってきたら?

◆それでも土地の評価減を採用できる余地はある

賃貸アパートの入居者をずっと募集しているにも関わらず、空室の期間が長くなると土地の評価にも影響するので悩みます。なかなか決まらないこともあるでしょう。
アパートなどの賃貸物件の建っている土地は貸家建付地という取り扱いになり、駐車場などの更地の評価額の約80%の評価額になります。しかし、空室部分に対応する土地床面積按分により、100%の評価額となってしまうのです。
は、その空室が一時的なものならば、その根拠は平成11年7月29日付で国税庁ただし、相続開始日に空室であっても、賃貸不動産としての評価減はできることになっています。から出された情報に下記の例示があるからです。
例えば、次のような事実関係から、アパート等の各独立部分の一部が課税時期において一時的に空室となっていたにすぎないと認められるものについては、課税時期においても賃貸されていたものとして取り扱って差し支えないこととした。
1つの土地

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入居者専用の駐車場

生活費として必要かどうか

100万円+50万円×0.03x200m-2億300万円側方路線影響加算率状況によって変わる※0.03は、どのようにすれば、この場合、相続税の節税対策になるのでしょうか?

土地の利用の仕方による節税対策相続開始前の対策

◆土地の利用区分を2つに分ける節税対策が考えられます。

例えば、この場合、この土地を下記のように利用するとします。

に子供の自宅を建てるA部分100m2残ったB部分1001m2を賃し駐車場とするBの土地が1つの道路にのみ接するようにする分筆土地の地番を別にすることする必要はないこの条件で計算すると以下のようになります。子供の自宅の評価A部分100万円+50万円0.03x100㎡_1億150万円貸し駐車場の土地の評価B部分50万円5000万円100㎡これらを合計した土地の評価は、1億5150万円すると、利用区分を分けない場合と分ける場合の差は、「2億300万円-1億5150万円-5150万円」となり、約5000万円の評価減になるわけです。

アパートにすれば、土地の評価は貸家建付地になるのでもっと下がり、約4000万円になります。なお、この貸し駐車場にした部分ですが、

遺産分割の方法による節税対策相続開始後の対策

◆相続発生後でも、

ようなことは、遺産分割の方法により達成することができます。と同じ例えば、相続開始前の更地の状態のままだったとしても、A部分とB部分を分筆するでは利用区分で考えているため分筆は不要でしたが、こちらでは必要です。→A部分を長男が相続するB部分を次男が相続するという方法でも同じ効果が得られます。の場合は取得者ごとに土地を評価するからです。
入居者専用の駐車場1人が相続しても2人の共有で相続したとしても、(1つの不動産を共有で相続することは、将来的に所有者が分散するリスクが1つの土地は、その評価額は変わりませんやるべきではありませんが)。あるので、分割しても問題ない土地がある場合は必ず検討すべき項目です。ただし、不動産を分割してからそれぞれに相続した場合、この例のように評価額が下がることもあるので、これは単純な方法ですが、見落とされているケースもあります。
事後的に気づいてこの方法を実行しようとしても、後の祭りとなってしまうのです(納税者に有利な遺産分割を提案しなかったとして、税理士が損害賠償責任を負わされた事例もありますので、税理士の方は注意が必要です)。

【分割の注意点】次の図のような、普通ではあり得ない形に分割しても意味がありません。
分割すること自体はできても、相続税を計算する上では不合理分割分割に際しては、という取土地全体で評価することになるからです。
り扱いになり、それぞれで評価するのではなく、何よりも所有者が分かれることにより、土地の有効利用とこれでは節税にもならないし、土地が使いにくくなってしまいます。

土地を分割して相続することを考えるなら、いう意味からも合理的な分割を考えましょう。なお、ここでは綺麗な四角形の土地をベースに考えましたが、実際の土地はいろいろな形をしています。その分割が合理的であれば、これが意図的であったとしても土地の評価額は下がる可能性があります。結果として、分割後の土地の形が悪くなる可能性もありますが、将来的に建物をどう建てるかなどの問題もあるので、ここは分割後、税理士だけでなく、建築士などの専門家も含めて相談するといいでしょう。
それに伴い、そうすれば、この遺産分割を前提として、被相続人のお金を使って生前に土地を分割しておくことも検討しましょう。測量費、分筆登記の費用の分だけ相続財産が減るからです。
地域によっても変わってきますが、が使えず、なお、500m2以上などの土地は、分割すると、広い土地だから使える評価減の特例次項参照むしろ評価が上がってしまう実際に計算して比較してみることが重要です。可能性もあります。
だから、

広大地でのアパート建築ちょっと待った!

◆建てないほうが得かも?

棟数などの条件によっても変わる相続税の節税のためにアパートを建てて土地の評価を下げる、という選択はしばしば検討されることです。
代償性があるか?

借金をして

贈与する総額が決まっている
こうだいちアパートを建てることで土地の評価が上がってしまうケースがあります。その土地が広大地しかし、それは、に該当する場合です広大地簡単に言えば、原則として500m2以上の土地(地域によって違う。300㎡以上でも適用がある場合あり)のことです。とは、1筆で500㎡の判定ではなく、されます。
原則として、その利用状況全体で判定この広大地に該当した場合、500m2以上の土地は50%前後の減額率を採用することができます。アパートなどを建築した場合の土地の評価額は、方、駐車場などの更地の評価額に比べて約80%です。ということは、減額率は約20%です。これに該当する土地にはアパートを建てずに、そのままにしておいたほうが土地の評価額は低くなる可能性もあるのです。だから、具体的に計算してみましょう。
広大地は以下の記算式で土地を評価します。
路線価×(0.6-0.05×地積/1000m2)×地積前提条件として、ここにアパートを建築するとします。駐車場として使用していた土地(1000m2で、この地域の借地権割合は60%)の更地評価額を1億円とします。

駐車場のままの場合1億円(0.6-0.05×1000㎡/1000㎡)5500万円アパートを建てた場合1億円-1億円18%-8200万円※借地権割合が60%の地域の場合、160%借地権割合x30%借家権割合減額率はとなります。
で18%

計算してみると3200万円-5500万円-2700万円となり、駐車場のままにしておいたほうが、2700万円も土地の評価が低くなります。500㎡以上の土地にアパートなどを建てると必ず損する、もちろん、ということではありません。

この場合は土地の形が悪いことによる評価減も採用できますが10の場合は採用できません、ここでは考慮していませんので、もっと評価額が下がる可能性もあります。現実問題としては、1000m2の土地ならアパートが数棟は建つので、そのアパートが建っている土地ごとに評価します。これによる評価減もあるかもしれません。預貯金、または、借金をアパートの建築資金とすることにより、相続税対策もできます。
損することもあり得るしかし、ことを覚えておいてほしいのです。相続税対策は部分的ではなく、総合的に行わなければなりません。
さまざまな方法を検討して、最も得になる方法を選択すべきなのです。

広大地

を利用区分で分けると損をする理由子供に贈与するのも手

◆すでに賃貸物件が建っているなら、

更地を用途ごとに複数に分けたりといった、利用区分この章では、入居者だけでは埋まらない駐車場にコインパーキングを併設したり、1カ所の土地のを分けることによって土地評価額を下げるなどの相続対策についてお話ししてきました。
事業者--利便性に照らししかし、先ほど述べた広大地の場合は、利用区分を分けることにより、逆効果になってしまう場合もあるので、注意が必要です。自宅の土地が広大地ここでは、だった場合を例にとって考えてみます。この土地の所有者は、不動産業者のすすめで土地の一部に賃貸物件を建築しました。広大地自宅のままであれば、しかし、この土地はに該当し、大幅な評価減が採用できる土地でした。
例えば、路線価が20万円ならば、500m2の土地で、その評価額は”20万円×(0.6-0.05×500/1000)x500m-5700万円となります般的な土地として”20万円×500m-1億円と計算する場合に比べ、つまり、42.5%の評価減になるのです。自宅の土地は330㎡まで、さらに80%減額となる特例があります。
その上、この土地に賃貸物件対応する敷地250m2自宅と賃貸物件は利用区分ごとに評価することになります。しかし、を建てた場合、自宅250㎡、賃貸物件250㎡となり、広大地の評価減が採用できなくなってしまうのです。
結果、広大地に該当しなくなってしまい、地形が悪ければもっと評価減がとれますが、ちなみに、賃貸物件が建っている土地は貸家建付地の評価減が採用できますが、それは2割程度の評価減です。そこまで緻密な比較計算をしている事例は少ないでしょう。

節税を考えた相続税対策増税となる逆』相続税対策結果、がになっていることもよくあるのです。子供将来の相続人地代を取らず、こういう場合には、に建物を贈与し、使用貸借無償で貸すこととする方法もあります第2章02参照。利用区分ごとの土地評価ではなく、この場合は、土地全体を一体で評価することになり、広大地の評価減が採用できるからです。

建物の評価額が相当額になるならば、相続時精算課税制度2500万円まで贈与税がかからない第1勝06参照による贈与も検討すべきです。

構造改革特区

若返り化

そうすれば、土地について賃貸物件があるという点での評価減は採用できませんが、より多額になる上記の広大地の評価減を採用することができます。賃貸物件からの収入も子供の収入となるので、さらに、将来の相続税の納税資金の貯蓄にもなります。緻密な試算をした上で、子供に建物を贈与するべきかどうかの判断を行うことが重要です。
もちろん、このようなケースでは

申告時に採用するほうが有利土地の評価減は、

◆還付請求すると、

納税側が立証責任を負うことに「この土地の評価について、相続税の申告をする際、税理士が00という減額方法は採用できるだろうか?」と迷うことがあります。
「この土地の評価は減額できる可能性もありますが、その際、お客様=相続人否認される可能性もあります。どうされますか?」と相談することもあります。にこういう相談がある最も多いケースは広大地の評価です。納税額にも大きく影響するので、これに該当した場合は必ず採用する方法なのです。
広大地は微妙な要素も含むため、判断が難しい場合も多いのです。しかし、最初の申告では広大地の評価をせずに、「還付請求ができる期限内に広大地の評価をして、還付請求する」ということもよく行われています。ですから申告、納税する→この手順が取られるのは、次のようなメリットとデメリットが生じるからです。

「最初の申告で広大地の評価をしなかった」場合のメリット最初の申告では広大地の評価減をしていないので、否認リスクはない還付請求が認められなければ、還付されないだけ還付されれば、還付加算金-利子がつく最初の申告で広大地の評価をした場合のデメリット否認されれば、過少申告加算税がかかる·不延滞税も1年分かかる(何年もかかると勘違いしている方もいますが、間違いです)·相続税の本税そのものは「最初の申告で広大地の評価をしない場合は、その分は最初に支払う」「広大地の評価減を否認された場合はその分は追加で支払う」というだけなので、本税はリスクではありません。

リスクはあくまでも過少申告加算税と延滞税なのです。ここからが本題です。ここまで読んでいただくと最初の申告は広大地の評価減をせず、還付請求する最初の申告で広大地の評価減をし、申告するを選んだほうがいいような気がすると思います。

という2つの方法のうち、私はこういうケースではをおすすめしています。もちろん、納税者である相続人の選択になりますが、なぜならば、リスクを抱えるだけのメリットがあるからです。
具体的には次のようなことです。

最初の申告は広大地の評価減をせず、還付請求する場合広大地であることの立証責任が納税者側にあり、広大地の評価減が認められない可能性も出てくる最初の申告で広大地の評価減をし、申告した場合否認する場合の立証責任は税務署側広大地の評価減が認められる可能性が高くなるにあり、立証責任が誰にあるかです。
ここで重要なのは、このように、この場合に比べ認められる確率が高くなります。最初の申告で広大地の評価減を採用した場合、否認する場合の立証責任は税務署側にあるため、最初の申告で採用しておけば認められるのに、最初の申告では採用せずに後で還付請求しても認められないということが実際に存在するのです。

だから、還付請求であれ、最初の申告であれ、税の評価基準は同じなので、おかしいかもしれませんが、これが現実なのです。ここで例に挙げた広大地に限らず、相続の申告における土地評価は微妙な要素を含むことが多いので、判断が難しい-明確な規定がないこともあります。

50年以上では一般定期借地権同様のケースがあるならば、この内容を思い出して判断材料の1つにしてみてください。相続税の還付請求よく行われています。はよくあることなのです。なお、は、それだけで1つの市場ができているほど、それだけ、税理士の土地評価ミス過大評価還付できるかどうか(-最初の申告が間違っていたかどうか)チャレンジする価値はあります。
還付されなかったとしても、ですから、はともかくとして、それだけですか

税理士も間違える?不動産知識の落とし穴

◆相続に詳しい税理士は少ないからこそ、

判断の基準を持とう00科依頼しようとしている税理士が相続税に詳しいかどうかを、相続に詳しい税理士は多くはありません。
医師のようにと看板を出しているわけではないので、完全に見極めることはできません。しかし、判断の参考となる事柄はあります。それは税理士が間違いやすいポイントなどを何気なく質問してみることです。自分の相続と関係ない場合には、「友人のお父さんが亡くなって相続税を申告するのですが、と聞いてみるのも有効です。
こういう場合はどうなるのですか?」過大納付額も大きくなるので注意が必要です。次のような不動産の評価について質問してみるといいでしょう。
とくに土地の評価ミスは金額が大きくなることも多く、

◆時価が路線価を下回っている土地でも、

路線価で評価しないといけない?路線価が付されている地域にある土地の場合、路線価で評価されることが大半です。
時価<路線価しかし、となっている場合には、不動産鑑定士による鑑定で評価する方法などもあり得ます。
路線価で評価するしかありません路線価で評価することは間違いではありませんが、と言われたら、その税理士は相続税にあまり詳しくないと考えたほうがいいでしょ

◆アパート2棟が建っている1つの土地の評価

1つの土地にアパートが2棟建っている場合、それぞれのアパートが建っている土地ごとに評価することになります。

この土地の評価額は全体で評価するのではなく、2筆以上に土地が分かれていても、1カ所にまとまっていれば、筆は関係なく、ただし、相続税では1つの土地と考えます。利用区分で考えるのです。それぞれの土地に分けて評価したほうが低くなることが多いのですが、これを全体で評価し、高い評価額のままで申告書が提出されていることもあります。

◆セットバックが必要な土地の評価

道路の幅を確保しなければならない場合があります。
現状は自分の土地の一部であっても、将来、その建物を建て直す際などに、現状よりも道路の中心から2m後退し、建て替えの際などには道路として提供しなければならないということです。この後退部分がセットバックの必要な部分の土地となり、セットバックが必要な土地がどうかは現地調査、この部分の評価は通常の評価の30%となります。

お父さんこの次はグアムね